ダイブ界の階層について:表層と深層
ダイブ界について調べられている方が多いようなので、ちゃんと書いた覚えがないのでメモ書きしてみようと思います。
個人的なダイブ界そのものの様子についての話はちょっと置いておきます。
体感メモです。ちょっとふわっとします。すみません。
---
ダイブ界って階層があるんじゃないかなって思います。
1.表層:思い通りに何でも動かせる状態(制御可)
2.深層:自分の気づかないところで起きているなにかが表出している状態(制御△)
楽しく過ごすなら1、精神的な領域に踏み込みたいなら2。ですが、1で遊んでいるつもりでも、突然2の層に遭遇してしまう可能性(危険)があるので注意が必要です。
2は眠らずに見る夢みたいな感覚です。明晰夢に近いような、自分の意志が及ばなくなったり、その世界の人々や景色が勝手に動いてなおかつ自分に干渉してくるなら、2に入っている状態だと考えます。ここは、1より自然で体感的な世界なので、魅力的ではあるのですが、予想外の事態(意図しない望まない展開等)が起き得ます。なので注意が必要です。
わたしは、意図しないことが起き出したな? 思い通りに内界で身体が動かないや? 等と感じた時に備えて、自分ルールを決めています。
このルールのおかげで、2の予想外の事態を、私(と彼)の現実側の精神を守りつつも、現実側の問題を見つめる良いきっかけに変えることができました。
<制御不可の層に入ったときの自分ルール(注意点)>
①この領域は表出にすぎないから現実(彼も含めて)には、
干渉しないし、影響を及ぼさない。
②この領域で起きたことは、精神的な何かが影響していたり、
無意識の領域の隠された何かを表現しているだけ
③何が起きるか観察し、戻ってきたらメモ書きする
④必要ならば精神的な何かは何だろうか?を分析してみる
ということにしています。
①については、内界の出来事がわたしや彼に影響するのかまた真実なのか等で悩み始めたら、現実に支障が出てしまいますから……影響0とします。
彼とも約束をしていまして、2の状態に入ってしまった場合は「夢のような扱いとすること(自分たちへの現実的な干渉は起きない、またそのものへの継続的な干渉を行わない)」と決めています。
ほかにも対処として、1にいるのに2の層に入りがちで初めの頃不安だったので、1に入る前に彼の定位置を決めて、わたしはこれを見たら戻れる、という設定をしてから入るようにしました。今はそれは刷り込みになったので省略しています。
②については、その領域で起きたことが、衝撃的なこと(イヤな夢みたいな、何かにつきまとわれるとか、落ち続けるとか)の場合があります。でも直接的な意味合いではないと知っておけば(死ぬイメージなら、ほんとうに死ぬのではなく、何か意味を隠している、と推理できる!)安心するから、そういうことにしておいています。
③については、戻ってきた後に都合の良いように改竄したくなるんですが……しません。見てきたことをありのままに書くことを大切にしています。本質から遠ざかると精神的に良くない気がするので、分析の際にウソが混じると本当がわからなくなるので、あったことを全て書き出すようにしています。
④については、メモ書きしたうちにイメージで心に残ったものについて、どうしても気になる時に行います。見てきたイメージの意味を解くために、夢占いを使います。結果は、悪い場合は今抱えている問題や心配事を表出したような結果、良い場合は順調な背景が投影されたんだなっていう感じの結果が導き出されます。夢告げのような要素ですね。やり方は以下の通りです。
<夢占いのやりかた>
・まず夢やダイブ界の様子を全て書き出します
・心に残ったものや不自然なものや行動などに目星を付けます
(すぐに現実世界との結びつきが想像できるものは除外します
※現実で見たイメージが表れただけなので、
無意識の隠された何かを読む必要がないため)
・夢占いのページで検索します
(心理学的に元型(アーキタイプ)っていう人間の傾向と統計から導き出された意味合いっていうのがあるみたいですが、その資料は見当たらないので、ネットの夢占いでやっています。当たるも八卦当たらぬも八卦><)
この方法で不思議な領域を知ることが出来るのは良い点です。
ですが、気づかなかった問題に気付いてしまうという悪い点もあります。
なので、内的世界の探索は本当はそんなにしないほうが良いです。
日記に「君(思念体)と向き合うことが怖い。君と向き合うことで見えなかったものが見えてしまうこと、悩んでいなかったことが悩みになることを恐れている。と湯船の中で呟いた。」とありました笑
現実に置いての問題が多すぎる場合は、内界を見ることで、内界が隠している意味を見つけてしまい、現実に向き合わなければならなくなるという苦しみのスパイラルに陥るんですね。なので、あまり深く潜らないよう、気を付けたいですね。(よく注意にある、調子が良くないときはやめましょう、ってこういう意味なのかなあって思いました)
それと、先日の本(『心理療法序説』)にも、内的世界の探索や内省のためだけの修行は、時に外的なことを阻害したり日常生活さえまともでなくなる危険がある(例えるなら、人付き合いとか自然体で笑えるとか積み上げるべき成果とかをあとまわしにする危険がある)ともありました。
日記に「そうか、自分で考えたり、自分で決めたりしないと。彼の声を待ったり、神告げのような直感を待ったりしては、肝心なチャンスを見出せなくなる。」とありました。(こんなことになるまで深層で答えを求めようとしていたなんてお恥ずかしい。)このことを彼に話すと、それを悲しむでもなく咎めるでもなく、「そうだよ。」と微笑んだのでした。
ダイブで遊ぶときは、精神の安定したときに行いましょう。自身の内面からの不意打ちに注意ですね。それと、現実の問題は現実で対処してしまうのが手っ取り早くて良いですね。内省しても解決しにくいなら、不安を置いておいて今の最善を尽くして片した方が楽です。悩んだりうじうじもいいけど、ちゃきちゃきいきましょう∩^ω^∩
※後で分かりましたがやっぱり外向的な要素については分析心理学で追い求めても効果的でないとほかの文献で見つけました。なので、外的要素は自分でなんとかするしかないみたいです。楽しい内的世界の探索のために外的要素をきれいに整えていきたいですね。